学生用ノート

心臓の構造と機能①

今回は、”心臓の構造と機能”についてシリーズ化してまとめていきたいと思います。

先ず、国家試験において問われるものとしては、心臓の構造の部分がよく問われます。

必ず抑えておく部分としては、重量が250~300gという点は知っておいた方が良いと思います。

まずは基本的な心臓の構造についてです。

心臓は、心内膜・心筋層・心外膜の3層構造より構成されています。

臓側心膜と壁側心膜の間は心膜腔が存在し、漿液に満たされていることより、心膜の摩擦を減らします。その外側には線維性心膜があります。

次に心臓への血液供給についてです。

心臓は、他部位に血液を供給する働きを有していますが、心臓自体はどのように血液供給されているかを知る必要があります。

これらで重要なのが”冠状動脈 (coronary artery)”になります。

冠状動脈は大動脈の起始部より分岐し左右の冠状動脈に分岐します。

右冠状動脈は前右室枝、鋭縁枝、房室枝、後下行枝に分岐し、右室と右房に血液を供給しています。

一方で、左冠状動脈は、左回旋枝と左前下行枝に分岐する。さらに左回旋枝から鈍縁枝、後側壁枝、後下行枝に分岐し、左前下行枝は中隔枝や対角枝に分岐します。この左前下行枝は左室の大部分への血液供給を担っている。

これらが閉塞することで、心臓への血液供給が遮断され、狭心症や心筋梗塞に陥ることとなります。安静時の冠血流量は、250ml/minとされており、心拍出量の4~5%(心拍出量:70ml/回・5L/min)が供給されています。

次回は、冠動脈の機能についてまとめられればと思います。

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投稿者

tsujimoto.kengo8762@gmail.com

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冠動脈の血流調節

2020年8月31日